う~寒っ。釣り行く気がしないし成田山にお参りでも行くか。
成田山新勝寺の参道を歩いていると怪しい佃煮が。まさかタナゴ?
有名な鰻屋の向かいに川魚の佃煮が並んでいる。
ん?川魚・・・
「ざっこ」って雑魚ですね
又兵衛さん、成田の佃煮屋です。
そして魚はどうみてもクチボソですね。
店先には生きたまま売ってます
私「これって、タナゴ混じってません?」
おばちゃん「昔はいっぱい混じったけど、3年くらい前からぜんっぜん混じらなくなったのよ」
ほほう。なかなか興味深いではないか。
1パック買って調べて進ぜよう。
甘口、普通、濃口があったので「甘口」を購入。
味の薄い順に甘口~濃口となっています。
調査!ざっこの佃煮にタナゴはいるのか?
さあさあ、帰ってさっそく酒を用意してパックを開けます(飲みたいだけではないw)
これがざっこの佃煮だ!
見たところ完全に全部クチボソの甘露煮。
まずは普通にクチボソさんをパクリ。
うん、期待通りのうまさ。
川魚のほろ苦さ、砂糖醤油で完璧に煮込んだ伝統の逸品!
身はしっとり、味はしっかり、小魚の旨味が凝縮されています。
酒がすすむな~(^^)
違うだろ。タナゴを探そう
少しほじくると、おおッいました!
タナゴちゃん発見!
絶滅してなかった。良かった(^^)
他には誰が紛れ込んでるのかな?
黄色いマルは先ほどのタナゴ、赤いマルは川エビです。
ときどき体高のある魚体がまじってて「おっ!」となるのですがたまたま体高のあるクチボソでした。
タモロコかもしれませんね。
意外とフナは混じっていませんでした。
このように雑多な魚種が混じっているのが「ざっこ煮(雑魚煮)」だそうです。
しらす干しにもエビやタコやアジが混じってるのって楽しいですよね。
こういうの大好きなんだよなー!
まとめ
1パックあたり、タナゴは3匹いました!
2匹は極小。ほんとに1cmぐらい。
エビは10匹ほど。あとの99%以上はクチボソS.M.Lですね。
おばちゃんの話だと、タナゴは混じらなくなったけどブルーギルが混じることがあるそうです。
そうそう、気になるタナゴの味は・・・
クチボソ味でした。以上!

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